「須恵器」発掘
《日本陶磁全集 4 須恵器 中央公論社 ― 昭和52年発刊》
*
* * *
先日、久し振りに “M古書店”を覗く。
いちばん目立たない場所に置かれた
一冊の本のタイトルに目が留まる。
『須恵器』・・・・・・。
*
ちょつとした「発掘」をした気分に。
700円也 。
*
すえき 【須恵器・陶器】
古墳時代後期から奈良・平安時代に行われた、
大陸系技術による素焼きの土器。
良質粘土で大量生産し、登窯(のぼりがま)を使い
高温の還元焔で焼くため薄墨色を呈するのが一般。
主として食器・祭器として使用。
祝部(いわいべ)土器。 (*『広辞苑 第3版』 岩波書店より)
(2010/10/18)